オンライン化のメリットを解説!

現在ビジネスをしている人であれば、2020年以降「オンライン化」という言葉をよく耳にしているかと思います。

一時期は、完全に行動が制限され、世の中は静まり返っていた時期もありました。

そうした中で、「このままでいいんだろうか?」と不安になったのは、あなただけではないはずです。

これまで「人に会い」ビジネスをしていた方も、こうした環境を目の当たりにし、オンライン化への興味は強まったのではないでしょうか?

この記事では、オンライン化に興味はあるが、本当に今後もオンライン化を進める必要があるのか?、世の中はどう変化しているのかをお伝えできればと思っています。

オンライン化という言葉だけでも、「少し苦手だな」と感じてしまうかもしれませんので、なるべく分かりやすいように解説していきますね。


そもそも「オンライン化」とは?


オンライン化について

オンライン化とは、業務環境やパソコン、スマートフォン、タブレットといった電子機器が、インターネットに接続されている状態を言います。

もっと簡単にお伝えすると、インターネット環境へと移行し、どこからでもアクセスし、仕事ができる環境をつくることですね。

例えば

・対面で行っていた会議をリモート会議にした

・クラウドサービスを通して、資料の共有やフィードバックを行う

・生徒を会場に集めて講義していたが、オンラインスクールに変更した

などがあります。

 

オンライン化が注目される理由

このオンライン化は、2020年に発生した感染症拡大による影響で、人々の行動が制限された中、急速に進んでいきました。

これは企業にも大変大きな影響を与え、「働き方改革」にも繋がるほど。

ここではオンライン化がなぜ注目され続けているのか?という理由を解説していこうと思います。

 

・働き方改革の取り組みが進んでいる

オンライン化が進み、大きく変化があったのは「働き方」でしたね。

これまで会社に勤務し、従事していた業務をオンライン化することで、リモートワークやワーケーションという新しい働き方が生まれ、会社や時間に縛られることなく、好きな場所で仕事ができる、そんな夢のような働き方が実現しました。

また会社としても、オンライン化を進めることで会社で勤務する人を減らすことができ、高い家賃を支払う必要がなくなってきました。

家賃は固定費として大きな出費になりますからね。ここを削減できることはとても大きなコスト削減に繋がります。

これは会社のみならず、サロンや小さな事務所でも言えます。

オンライン化を進めることで「本当に必要な固定費なのか?」「本当にこの金額は妥当なのか?」という点を見直せば、経営にも良い影響がでるのではないでしょうか?

 

・コスト削減の見直し

上記でも書きましたが、多くの企業が集まっている地域の賃貸は非常に高く、その維持費が与える負担は企業経営に大きな影響をもたらします。

そんな問題も、オンライン化を進めることで大きく削減できる部分なので、これもオンライン化が注目される理由の1つとなっています。

オンライン化と同時に、ペーパーレス化の流れも加速しているので、オフィスには書類などの資料保管に必要なスペースの必要性も低くなっているので、今後もどんどんオンライン化は進んでいきそうですね。

 

・また起きうる非常事態に備え

2020年、新型コロナの感染拡大により、あなたのビジネスはどうでしたでしょうか?

かなり影響を受けましたか?今後どうなるか分からない状況で苦しかったですか?

こういう非常事態は、いつまた再来するか分かりません。

疫病だけでなく、自然災害もありますね。

今後同じような非常事態が起きても、スムーズに対応し、売上を確保でき、仕事がストップすることなくできる環境を準備しておくことも、重要ではないでしょうか。

そういう観点からも、オンライン化は今後も加速することが予想されていて、注目され続けています。

 


オンライン化の現状


上記の注目される理由を見ても分かる様に、今後もどんどんとオンライン化は加速へと進んでいきそうですね。

 

「楽」を体験したから元には戻れない

オンライン化によって、様々なサービスが便利になりました。

・オンラインセミナー

・オンライン就活

・オンライン授業

これらは主催者や運営側はもちろん、参加する人みな全てが「便利」を体験することができました。

このように便利になった状態を体験したからこそ、これまで常識とされていたことがひっくり返り、社会に大きな変化が起きることで、変化が起こる以前とは同じ環境へと戻らず「新たな常識」として定着していきます。

人と人との接触が欠かせない企業の営業職や、学校などもオンライン化を進めているので、もう「オンラインがなかった社会」に戻るのは、かなり難しいのではないでしょうか?

行動制限が緩和されると、「人と会いたい」「会場の空気感」等を味わいたい為に、対面が復活する時期もあるかもしれませんが、やっぱり「楽」を体験したので完全にオンライン化前には戻る可能性は低いと思います。

・行動する必要がない

・全国各地関係なくセミナー等に参加できる

・ネット環境さえあれば場所はどこでもOK

このような環境をつくれるのは、オンラインがあってこその環境です。

以下で詳しく解説しますが、オンライン化を希望する人は8割以上もいることが分かりました。

 

ビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査

ある調査ではコロナ収束後も「オンライン化によるイベント」を希望するかを調べたものですが、希望する人は8割以上もいることが分かりました。

希望する理由としては

・参加者は移動時間や交通費削減できる

・遠方のイベントや好きな時間に参加できる

・運営者は運営コストや手間削減

・遠方からの参加者が見込める

という内容になっています。

時間やコスト削減は、かなり大きなものですよね。

また場所にも縛られない自由さは、もう手放せないです。

しかし、もちろん上記のようなメリットばかりではありません。

・映像、音声遅延

・参加者がスムーズに接続できない

・参加者とのコミュニケーションがしづらい

等のデメリットや課題も残っていますが、これらは特に難しいことではないので、改善していきながら取り組んでいけば良いかと思います。

 


まとめ


オンライン化の必要性を解説してみましたが、ご自身のビジネスはどのように対応するかイメージできましたか?

「対面を希望しているお客様が多いから」

「対面でも来てくれるお客様がいるから」

今はそう感じるかもしれませんが、あなたがオンライン化を取り入れた時には、もう遅いかもしれません。

8割以上の方がオンライン化を希望していて、メリットを感じています。

完全なオンライン化を目指すのではなく、少しずつ非常事態にいつでも対応できるよう、今からでもオンライン化を進めていきましょう。