オンラインスクールの始め方|オンラインサロンとの違いと選び方

オンラインで講座を届けようと考えたとき、「オンラインサロンとオンラインスクール、どちらの形が自分に合うのだろう」と迷うことはないでしょうか。
どちらも会員制で運営されることが多いため、違いが分かりにくいと感じることがあります。ただし、受講生がその場に何を求め、どのように学び進めるかには違いがあります。
このコラムでは、オンラインサロンと会員制スクールの違いを整理したうえで、自分に合う形を選ぶための問いを紹介します。あわせて、会員制のスクールを選んだときに、どんな場が整うのかもお伝えします。オンラインスクールの始め方を考えるときの、最初の判断材料にしてください。
よくある質問
- Q. オンラインサロンとオンラインスクールの違いは何ですか?
- A. 決まった定義はありませんが、一般に重心の置き方が違います。オンラインサロンは主宰者や会員とのつながりに重心があり、参加が続いていくことに価値を置く形が多く見られます。オンラインスクールは学ぶ順番に重心があり、受講生が始まりから修了に向かって学び進めます。
- Q. サロンとスクール、どちらで始めればよいですか?
- A. 受講生に順番どおりに学んで到達してほしいゴールがあるなら、スクールの形が合いやすくなります。続いていく交流や情報の共有そのものを大切にするなら、サロンの形が自然です。両方を組み合わせる形もあります。
- Q. 会員サイトを作れば、会費の受け取りもできますか?
- A. StandOn(スタンドオン)で作れるのは、受講生だけが入れる学びの場です。受講料や会費のお支払いは、外部の決済サービスをご利用いただく形になります。
- Q. すでに対面で教えている講座を、そのままスクールにできますか?
- A. 教える内容は変えずに、届け方を増やすことができます。いま教えている順番をそのまま授業の並び順にし、対面の講座と組み合わせる形も選べます。
オンラインサロンと会員制スクールの違いは「中心にあるもの」

サロンは「人とのつながり」、スクールは「学ぶ順番」に重心がある
オンラインサロンという言葉に、決まった定義はありません。一般には、主宰者を中心に、会員が継続して参加するコミュニティを指すことが多い言葉です。多くの場合、会員は主宰者の発信を受け取ったり、ほかの会員と交流したりしながら、その場に参加し続けます。
一方で、会員制のオンラインスクールの中心にあるのは、学ぶ順番です。授業が順に並び、受講生は一つずつ学び進めます。そして、講座のゴールにたどり着いたら修了します。
つまり、同じ「会員制」でも、サロンはつながりが続くことに、スクールは学びが進むことに、それぞれ重心があります。
受講生の時間の流れが違う
この違いは、受講生の時間の流れに表れます。
サロンでは、継続的な発信や交流を通じて、参加しているあいだ学びやつながりが続いていく形が多く見られます。新しい情報を受け取ったり、ほかの会員と交流したりすること自体が、その場に参加する価値になります。
これに対して、会員制スクールでは、学ぶ内容や順番があらかじめ組み立てられています。受講生は授業を順に進めながら、講座で目指すゴールに近づいていきます。授業の並びが決まっていることで、次に何を学べばよいかも分かりやすくなります。
たとえば英会話を教えている方なら、日常の表現を毎週届け、会員同士で話す機会をつくる形はサロンに近いものです。これに対して、基礎から段階を追って、一定の会話ができるところまで導く講座は、スクールに近い形です。
オンラインスクールの始め方は「届けたいもの」で決まる

名前より先に、受講生に届けたいものを考える
サロンにするか、スクールにするか。この判断は、呼び方を選ぶことではありません。受講生に何を届けたいのかを選ぶことです。
そこで、迷ったときは次の3つを問いかけてみてください。問い①と②は場の形を、問い③は運営の仕方を考えるための問いです。
問い① 受講生に、どこまでできるようになってほしいかが決まっているか
「この講座を終えたら、こういうことができるようになる」と言える到達点があるなら、スクールの形が合っています。ゴールがあると、そこまでの道のりを授業として組み立てられるからです。
反対に、ゴールよりも「参加し続けること」自体に価値があるなら、サロンの形が自然です。
問い② 教える内容に、順番があるか
基礎を押さえないと次に進めない内容は、順番に並べて届けるほうが受講生は迷いにくくなります。いま教えている講座にも、いつもの教える順番があるのではないでしょうか。その順番が、そのままスクールの授業の並びになります。
一方で、話題がその都度変わる情報の共有や交流は、順番に並べなくても成り立ちます。
問い③ 受講生ごとに、見せる範囲を分ける必要があるか
初級と上級で見せる内容を分けたい。受講期間が終わった方の閲覧を止めたい。このように、誰に何を見せるかを分ける必要があるかどうかも、場をつくる前に考えておきたい点です。
誰にどの内容を見せるかを分けたい場合は、サロンかスクールかにかかわらず、閲覧できる範囲を管理する仕組みが役立ちます。受講生に届けたいものと、運営に必要な管理の両方から、自分に合う形を考えてみましょう。
会員制スクールでは、どんな学びの場を整えられるか

自分のスクールとして、学ぶ順番と見せる範囲を整える
スタンドオンは、会員制オンラインスクールを作るための仕組みです。スタンドオンで作るスクールには、独自のロゴを置き、独自の住所(URL)を掲げられます。ほかの講座の中に並ぶのではなく、受講生にとっても、あなたのスクールとして認識しやすい形を整えられます。
スクールの中には、目的やレベルに合わせてクラスを設け、クラスごとに閲覧できる授業を設定できます。授業は、教える順番どおりに並べて公開できます。受講生は、パソコンでもスマホでも学べます。
学びの進み具合と、修了までの区切り
さらに、各授業を開いたかどうかや受講の完了率といった、学習の状況を確認できます。受講生のマイページには「卒業まであと何日」という表示も出せます。受講生の入会から卒業までの整え方は、オンラインスクールの受講生管理についてのコラムでも詳しく紹介しています。
サロンかスクールか、どちらか一方でなくてもよい

順番に学ぶクラスと、学び続けるクラスを並べる
ここまでサロンとスクールを分けて見てきましたが、実際にはどちらか一方に決めなくてもかまいません。
たとえば、基礎から順に学ぶクラスで講座を修了した方に向けて、新しい教材や情報を届けるクラスを残しておく。こうすると、順番に学ぶスクールと、学びを続ける場を、同じ自分のスクールの中に並べられます。
スタンドオンでは、修了後に学び続けるためのクラスも同じスクールの中に設けられ、クラスごとにお知らせや資料を届けられます。
教える内容は変えずに、届け方を広げる
形を組み合わせておくと、次の展開も描きやすくなります。
たとえば、対面の日程に合わせにくい方に向けて、動画で学ぶクラスを新しく設けることができます。また、講座を修了した方に向けて、学び続けられるクラスを育てていくこともできます。
オンラインスクールの始め方は、システムを選ぶところからではなく、受講生に届けたいものを決めるところから始まります。つながりが続く場なのか、学びが進む場なのか。その答えが、あなたのスクールの形になります。
スクール運営でお悩みの方へ
「サロンにするか、スクールにするか決めきれない」 「いま教えている講座を、順番に学べる形にしたい」 「講座を修了した方にも、学び続けられる場を用意したい」
そんな課題をお持ちの方は、ぜひ一度 StandOn(スタンドオン)にご相談ください。あなたの想いに合った仕組みづくりを、伴走しながらサポートします。

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